昭和7年、京都に創立されてから85年目を迎え、業界の老舗と呼ばれる千代田ネクタイは、その名に恥じぬよう、日本のものづくりの心を大切にしながら、今も自社工場を核として伝統の織物技術を守り抜いています。伝統的な西陣織で描かれる繊細な色模様は、時代の変化を取り入れながら、さらに多彩な表現力を持つものに進化しています。
国内生産に基盤を置く一方で、千代田ネクタイは海外市場にも着目し、50年以上も前からイタリア、ドイツ、スイス、アメリカと世界進出を果たしてきました。世界のファッションの流行事情や生産技術を学ぶことで、自社製品の開発もまた大いに触発を受けています。千代田ならではのオリジナリティあふれるデザインは、伝統的な和のスタイルと斬新なヨーロピアンスタイルの融合から生まれたものです。